国内 2013.12.15

慶明戦を制した明大、激戦区プールCで一歩前へ!

慶明戦を制した明大、激戦区プールCで一歩前へ!

keimei

4強入りをかけた伝統校同士の激しいバトル。“死のC組”は混戦続く
(撮影:高塩 隆)

 今季の大学選手権セカンドステージにあって激戦区とされるプールCで、関東大学対抗戦Aで5位扱いの明大が2連勝をマークした。15日、東京・秩父宮ラグビー場で慶大(対抗戦3位扱い)との第2戦を行い、20−19と勝利。総勝点を11とし、22日、大阪・近鉄花園ラグビー場で立命大(関西大学Aリーグ1位)との第3戦に挑む。敗れた慶大は総勝点8。22日に埼玉・熊谷ラグビー場で東海大(関東大学リーグ戦1部4位・総勝点8)と激突する。選手権ではA〜Dの各プール上位1校が準決勝(2014年1月2日/東京・国立競技場)に進む。

 8日の第1戦(秩父宮)で東海大を27−26で制した明大は、この日も接戦を勝ち切る。10−12とビハインドを背負って迎えた後半22分、途中出場のSO田村煕のペナルティゴールで13−12と逆転。続く31分には接点際での攻めを重ねてPR須藤元樹がトライを決めた(ゴールも決まり20−12)。その後1点差とされるも、逃げ切った。

 勝った丹羽政彦監督は「最後は何度も何度もこだわって力で(点を)取って、(相手の反撃を)かわしていった。選手には勝つことに全てをかけようと話していた」と述懐。敗れた和田康二監督は「敗戦自体は我々の責任」と肩を落とした。

(文・向 風見也)

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