朝日大が大学選手権セカンドステージ進出へ逆王手！　福工大を破った！

　愛知・瑞穂公園ラグビー場で17日、第50回全国大学ラグビー選手権大会のファーストステージ第2戦が行われ、朝日大が29−24で福岡工業大を下した。
　先週末、九州王者の福岡工業大が東北学院大（東北・北海道代表）から1勝をあげてセカンドステージ進出に王手をかけていたが、東海北陸・中国四国地区代表決定戦から勝ち上がってきた朝日大がホームで大きな勝利をつかみ、形勢は逆転した。

　相手に先制トライを許し、前半を19−21で終えた朝日大だったが、後半10分にLOシオネ・バイラヌが逆転トライを奪い、その後はSO工藤健太がキックで得点を重ね、福岡工業大の反撃を抑えた。

　朝日大はこの試合で4トライをあげたため、ボーナスポイント1点を加えて「勝点6」。敗れた福岡工業大だが、7点差以内の敗戦により1ポイントを獲得し、2試合トータルの勝点は「7」になった。

　ファーストステージの第3戦（最終戦）、「東北学院大×朝日大」は、今月24日に埼玉・熊谷ラグビー場で行われる予定。朝日大は引き分け以上ならば、初のセカンドステージ進出となる。福岡工業大はもちろん、東北学院大（現在、勝点1）にもチャンスは残っており、注目の大一番となりそうだ。