国内 2013.10.27

東芝、神戸製鋼が優勝争いのこった! 第2ステージの上位グループ入り

東芝、神戸製鋼が優勝争いのこった! 第2ステージの上位グループ入り

 ジャパンラグビートップリーグ2013−2014の、第7節のこり3試合が10月27日に行われ、ファーストステージの全日程が終了した。そして、優勝を争う“8強グループ”に最後に滑り込んだのは、東芝と神戸製鋼だった。



 プールBの前節終了時点で勝点19だった東芝は、同組で4位以上に入り、セカンドステージを上位グループ(グループA)で戦うためには、27日の近鉄戦(鳥取・コカ・コーラウエストスポーツパーク陸上競技場)は負けられない試合だった。結果、22−19の辛勝。
 前半に、WTBの廣瀬俊朗と宇薄岳央、それにLO大野均がゴールラインを越えるも、後半は攻撃力を発揮できず、逆に後半11分には近鉄のNO8ラディキ・サモにトライを奪われ、19−19と追いつかれた。もし東芝が勢いを失って近鉄に逆転され、8点差以上をつけられて敗れれば上位グループ行きの権利を失うところだったが、一度もリードを許すことはなく、フルタイム直前にCTB吉田良平がペナルティゴールを決めて、辛くも逃げ切った。



 神戸製鋼は、プールAの4位以上をかけて、勝点19で並んでいたNTTコミュニケーションズと直接対決。27日にコカ・コーラウエスト広島スタジアムで行われたサバイバルマッチを、33−11で制した。
 CTBジャック・フーリーのトライなどで前半を11−3で折り返した神戸製鋼。後半10分には、出足鋭いタックルで相手の落球を誘うと、FL前川鐘平が拾ってPR山崎基生につなぎ、リードを広げた。その後、NTTコムに1トライを許したが、後半17分にCTBフーリーのパワフルラン、27分には力強いモールドライブで得点を重ね、大事な一戦をものにした。



 ファーストステージの結果、11月30日に開幕するセカンドステージのグループ編成は以下の通りとなった。


 


TL



【グループA=ファーストステージ各プールの1〜4位、計8チーム】
サントリー、NEC、神戸製鋼、トヨタ自動車、パナソニック、ヤマハ発動機、東芝、キヤノン



【グループB=ファーストステージ各プールの5〜8位、計8チーム】
NTTコミュニケーションズ、豊田自動織機、NTTドコモ、九州電力、クボタ、近鉄、リコー、コカ・コーラウエスト


 

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