国内 2013.10.14

流経大が開幕3連勝! フィジカルの優位性活かす

流経大が開幕3連勝! フィジカルの優位性活かす


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前後半の重要な時間帯にトライを挙げた流経大のNO8高森一輝キャプテン
(撮影:高塩隆)


 



 関東大学リーグ戦1部は13日、昨季2位の流経大が同7位の大東大に46−19で快勝(茨城・龍ケ崎たつのこフィールド)。開幕3連勝で勝点を12とした。敗れた大東大は1勝2敗で勝点6。



 前半は大東大の粘り強い守備に手を焼いた流経大だが、3−7と4点ビハインドで迎えた33分、敵陣10メートル付近左ラインアウトから右へ展開。WTB合谷明弘がゴールラインを割り逆転した(ゴールも決まり、スコアは10−7)。その後、NO8高森一輝主将が38分、後半2分と続けて密集戦からのトライを決め、22−7とリードを広げる。流経大は時間が経つにつれ、フィジカル面での優位性を活かせるようになった。



 終盤は相手のミスからの得点でだめを押し、勝った内山達二監督は「1on1(1対1)で勝つというテーマが達成できた。ステップアップしている」と満足げに振り返った。もっとも、序盤に苦しんだ時間帯があったため「もっと(状況が)厳しいなかでスローガンのダイナミックラグビーはできないといけない。あと、もう1つディフェンスのランクを上げないとこの先は厳しい」と課題も挙げた。
 一方、敗れた青柳勝彦監督は「タックルのプレッシャー、ブレイクダウン(ボール争奪局面)での速さで向こうに分があった」と悔やんだ。


 
 両チームとも次節は27日。流経大は茨城・ケーズデンキスタジアムで今季から昇格も開幕3連敗中の立正大と、大東大は東京・秩父宮ラグビー場で昨季4位、今季ここまで1勝2敗の法大とそれぞれ対戦する。


(文・向風見也)


 

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