3大会ぶりのW杯切符獲得に自信! 女子日本代表つかめ「ワンチャンス」
女子15人制日本代表(サクラフィフティーン)が、3大会ぶり4度目の女子ラグビーワールドカップ出場をかけ、カザフスタンのアルマティで本日7日、アジア地区の代表決定戦に臨む。相手は、ホームのサポーターの前で6大会連続出場権獲得を狙う、強豪カザフスタン代表。
決戦を前に、女子日本代表の指揮官と主将が日本ラグビーフットボール協会を通じてコメントを発表した。
「キーワードは、勇気を持って戦うこと」と萩本光威ヘッドコーチ。「カザフスタンの選手よりも、菅平合宿で連日当たってきた男子選手の方が絶対に強い。これまでやってきたことの蓄積を自信として、試合で発揮して欲しい」。
大切なのは、選手たち自身が決めたスローガン通りに『ONE CHANCE』を確実に活かすことだという。「得点が欲しいという焦りや相手への恐怖心を克服し、全員が自分の責任を果たし、仲間の信頼を得られるようなプレーをすれば、絶対にカザフスタンに勝つことができる。そして、来年の女子ラグビーワールドカップで世界と戦えるだけのチームになれると信じている」。
最前列からチームを鼓舞するHO鈴木実沙紀キャプテンも気合十分だ。
「一人ひとりが自分自身を信じて、やってきたことを出し切ることが勝ちにつながる。男子選手に相手をしてもらい、身体を当ててきたことは、大きな自信になっている。勝てる自信はある。10試合戦って10試合とも勝てる相手ではないが、全員が勝ちたいという強い気持ちを持つことで、『ONE CHANCE』をつかみ、何回かはある勝てる試合を明日起こしたい」
試合は日本時間20時にキックオフ予定。
<女子ラグビーワールドカップ 2014 アジア地区予選 決勝/女子日本代表 試合登録メンバー>
1.齊藤聖奈(阿倍野HOLLY’s) 2.鈴木実沙紀(主将/関東学院大学ラグビー部) 3.伊藤真葵(名古屋レディース) 4.乾あゆみ(兵庫県ラグビースクールレディース) 5.竹内亜弥(世田谷レディース) 6.横尾千里(世田谷レディース) 7.松平貴子(TKM) 8.マテイトンガ・ボギドゥラウマイナダヴェ(PHOENIX)
9.小磯雅子(日本体育大学ラグビー部女子) 10.樋口由依(日本体育大学ラグビー部女子) 11.山口真理恵(Rugirl-7) 12.鈴木彩香(立正大学ラグビー部) 13.神村英理(世田谷レディース) 14.山田怜(TKM) 15.鈴木美緒(日本体育大学ラグビー部女子)
【リザーブ】
16.山本さやか(名古屋レディース) 17.アンジェラ・エルティング(PHOENIX) 18.野毛伸子(大阪ラグビースクールレディース) 19.佐々木時子(世田谷レディース) 20.末結希(東京学芸大学ラグビー部) 21.中村知春(副将/PHOENIX) 22.兼松由香(名古屋レディース) 23.山中侑香(兵庫県ラグビースクールレディース)