復活目指すサニックス　南ア代表ＦＷジャック・ポトヒエッター獲得を正式発表

 
　トップリーグ復帰を目指す福岡サニックスブルースは７月３日、スーパーラグビーで活躍中のハリケーンズPRベン・メイ（30歳）とブルズのルースFWジャック・ポトヒエッター（27歳）を、2013年度追加新入団選手として獲得したと発表した。
　身長193センチ、体重124キロの大型PRであるメイは、両サイドでスクラムを組むことができ、マオリ・オールブラックスとしても活躍。クルセーダーズ、チーフス、ハリケーンズと渡り歩き、スーパーラグビー50試合出場を達成している。
　一方のポトヒエッターは、昨年６月に南アフリカ代表入りし、３テストキャップを獲得。運動量豊富なハードマンだが、逸材が揃うブルズのバックローでは、元U20南ア代表主将であるアーノ・ボタの台頭もあって出番が減り、自分の力を存分に発揮できる場所を求めていた。

　２人の新戦力を得ることになったサニックスだが、６年間在籍したCTB崔基俊の退団を同日発表。また、今春に新入団選手として発表していた元ラグビーリーグ（13人制）選手のSO/FBジャイ・アユーブについては、諸事情により本契約には至らなかったことを明らかにした。