国内 2013.04.02

2011年W杯優勝戦士、ドナルド&ボーリッチが三菱重工相模原入り!

2011年W杯優勝戦士、ドナルド&ボーリッチが三菱重工相模原入り!


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ワールドカップという大舞台で大仕事をやってのけたスティーブン・ドナルド
(撮影:Yasu Takahashi / Nichigo Press)


 



 2011年ラグビーワールドカップで、怪我人が相次いだオールブラックスの救世主となったスティーブン・ドナルド(29歳)が、トップリーグ昇格を目指す三菱重工相模原ダイナボアーズに入団することが明らかになった。三菱重工相模原が4月1日に発表。プレミアシップ(イングランド最高峰リーグ)が終了する5月末に現在所属するバースを退団し、日本行きの準備を始めることになる。



 2011年ワールドカップ。ドナルドは当初、ニュージーランド代表スコッドからは落選していたが、司令塔のダン・カーターが大会前半の練習中に股関節を痛め、離脱。2番手SOのコリン・スレイドも準々決勝(アルゼンチン戦)の前半に左足内転筋の部分断裂でプレー不可となり、ドナルドが緊急招集された。そして準決勝、決勝に進んだオールブラックスは、カーター離脱後に追加招集していたアーロン・クルーデンに10番を任せていたが、なんとクルーデンも決勝の前半34分に右膝を痛め退場するという大ピンチに。フランス代表との手に汗握る重苦しい頂上決戦に途中出場し、キッカー役も担ったドナルドは後半5分に貴重なペナルティゴールを成功させ、ワールドカップ優勝に貢献した。



 世界的スターのWTBシェーン・ウィリアムズ(元ウエールズ代表)を擁し、経験豊富なSOの新加入が決まった三菱重工相模原だが、補強はこれだけではない。同じく、2011年ワールドカップ優勝メンバーのLOアンソニー・ボーリッチ(29歳)も入団が決定。現在ブルーズ(ニュージーランド)でプレーしているボーリッチは、南半球スーパーラグビー終了後に来日する予定だ。ほかにも、U19オーストラリア代表の経歴を持つLO/FLダニエル・リンディ、昨季までNTTドコモに在籍していた元7人制日本代表のCTBロコツイ・シュウペリ、リコーを退団したPR伊藤雄大とLO山本健太、流通経済大出身のCTB藤澤典迪、そして秋田工業を卒業したばかりのPR加藤裕貴もダイナボアーズの新戦力となる。


 

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