国内
2013.02.24
サントリーが神戸製鋼下し日本選手権3連覇 無敗で2季連続2冠達成!
3季連続6度目の日本選手権優勝、2季連続トップリーグとの2冠を果たし、喜ぶサントリーサンゴリアス
(撮影:見明亨徳)
東京・国立競技場で2月24日、第50回日本ラグビーフットボール選手権大会の決勝戦が行われ、サントリーサンゴリアスが36−20で神戸製鋼コベルコスティーラーズを下し、史上5チーム目の3連覇、6度目の栄冠に輝いた。今シーズン負けなしだったサントリーは見事、2季連続でトップリーグとの2冠達成である。
前半、風上に立ったサントリーは試合開始早々、カウンターアタックでWTB小野澤宏時が左サイドを大きくゲインして敵陣深くに入り、右への展開からWTB村田大志がノーホイッスルトライを決めて先制。16分には、ハーフウェイでのクイックタップから速攻を仕掛け、WTB小野澤が左隅に飛び込むなどして、前半を15−3で折り返した。
後半もサントリーの勢いは止まらず、4分、SO小野晃征の絶妙なグラバーキックにCTB平浩二が合わせ、グラウンディング。その後、LO元申騎とNO8西川征克がパワフル突進で連続トライを挙げ、勝負を決めた。
9季ぶりの日本選手権決勝舞台で王座奪還を目指した神戸製鋼だったが、サントリーの粘り強いディフェンスをなかなか崩せず、終盤に3トライを返して意地を見せたものの、反撃が遅かった。
先制トライを挙げたサントリーのWTB村田大志
(撮影:松本かおり)