国内
2013.02.16
神戸製鋼が9季ぶり日本選手権決勝進出! サントリーは3連覇へ前進
第50回日本選手権大会の準決勝2試合が、16日に東京と大阪で行われ、サントリーと神戸製鋼が勝って決勝進出を決めた。
日本選手権3連覇、そして2季連続でトップリーグとの2冠を狙うサントリーは、秩父宮ラグビー場でパナソニックと対戦し、26−13で勝利。ペナルティゴール(PG)で先制されたサントリーだが、前半20分にNO8西川征克が22メート内の中央を突破して走り抜け、ゴール成功で逆転した。7−6で迎えた後半も、WTB村田大志のトライやCTBニコラスライアンのPG、SOトゥシ・ピシのドロップゴールなどでセーフティーリードを保ち、今季負けなしで決勝行き切符をつかんだ。
一方、今季トップリーグ3位の神戸製鋼は近鉄花園ラグビー場で同2位の東芝に挑み、31−29で接戦をものにした。
神戸製鋼は後半4分までに4トライを奪い、26−3と大きくリード。しかし、スクラム強い東芝が後半15分に認定トライを奪って息を吹き返し、相手に再び5点追加されても、FL中居智昭らFW3人がゴールラインを越え、31−29と2点差に迫った。
だが、残り6分を神戸製鋼は果敢に攻め続け、敵陣勝負に成功。逃げ切って、歓喜の瞬間を迎えた。
7連覇の歴史を持つ神戸製鋼は9季ぶりの日本選手権ファイナルステージとなる。
「サントリーサンゴリアス×神戸製鋼コベルコスティーラーズ」の第50回大会決勝戦は、2月24日(日)に東京・国立競技場で行われる。