女子
2013.02.03
女子セブンズワールドシリーズ 初挑戦の日本は10位
トリニダード・トバゴ戦は後半に強さを発揮して計6トライを奪った日本
(PHOTO: IRB / Paul Rudman)
アメリカのヒューストンで開催された「IRB 女子セブンズ ワールドシリーズ 第2戦」は、現地時間2月2日に大会最終日を迎え、ボウル決勝に進んだ女子7人制日本代表はブラジルに7−12で敗れ、全12チーム中10位という成績に終わった。
大会初日のプール戦でC組3位だった日本は、最終日は9〜12位チームによるボウルトーナメントに回り、初戦のトリニダード・トバゴ戦は34−10で勝利。次のボウル決勝は、プール戦で破った南米王者ブラジルとの再戦になり、谷口令子のトライで先制したものの、前半4分と後半5分過ぎにインゴールへ走られ、逆転負けを喫した。
この「IRB 女子セブンズ ワールドシリーズ」は、7人制ラグビーが正式競技として実施される2016年夏季オリンピックへ向けた重要なステップとして、各国のレベルアップと育成促進、人気拡大などを目的に昨年誕生した大会。今季は全部で4ラウンドが予定されており、コアチーム(世界トップ6カ国)を中心に展開されるが、日本は今回の第2戦・アメリカ(ヒューストン)大会に招待され、初挑戦だった。
今年は6月末にビッグイベントのワールドカップ・セブンズを控えており、浅見敬子ヘッドコーチ率いる女子7人制日本代表は、2月8〜10日にラスベガスで開催される招待大会で経験を積んだあと、3月30〜31日には中国の広州で再び、ワールドシリーズ(第3戦)に挑む。