トップリーグ連覇狙うサントリー　ＰＯ準決勝の相手は神戸製鋼

　2012−2013トップリーグは１月６日、レギュラーシーズンの全13節が終了した。
　プレーオフに進む４チームはすでに確定していたが、連覇を狙う首位のサントリーは最終戦で神戸製鋼を43−29で下し、全勝フィニッシュ（勝点63）。９勝１分３敗（勝点49）となった神戸製鋼は４位でリーグ戦を終えた。パナソニックはキヤノンを44−14で破り、10勝３敗。勝点は神戸製鋼と並んだものの得失点差で上回り、３位でプレーオフに進む。２位に入ったのは東芝。６日の近鉄戦で７トライを挙げて50−30と大勝し、10勝３敗（勝点50）という成績だった。

　この結果、プレーオフセミファイナルのカードは、「サントリー×神戸製鋼」（１月19日）、「東芝×パナソニック」（同20日）に決定。決勝戦が行われるのは１月27日で、いずれも東京・秩父宮ラグビー場が会場となる。

　５位以下の順位も確定し、日本選手権出場をかけたワイルドカードトーナメント１回戦（１月20日）の組み合わせは、「ＮＥＣ（８位）×ＮＴＴコミュニケーションズ（９位）」＝Ａ、「近鉄（７位）×リコー（10位）」＝Ｂとなった。そして６日後、Ａの勝者は２回戦でトヨタ自動車（５位）と対戦し、Ｂを制したチームはヤマハ発動機（６位）に挑戦。その２回戦で勝った２チームが日本選手権出場となる。ワイルドカードトーナメントの会場はすべて、大阪・近鉄花園ラグビー場。

　キヤノン（11位）と九州電力（12位）は今季の戦いを終えた。

　13位のＮＴＴドコモと最下位の福岡サニックスは入替戦に回る。その日程は、サニックスが２月３日に福岡・レベルファイブスタジアムでトップチャレンジ１の３位チームと対戦。ドコモは２月９日に近鉄花園ラグビー場でトップチャレンジ１：４位チームの挑戦を受ける。