国内
2012.12.09
対抗戦王者の筑波大が快勝発進! 大学選手権セカンドステージ
突破を試みる筑波大のWTB彦坂匡克
(撮影:BBM)
ラグビーの大学日本一を争う全国大学選手権のセカンドステージで、9日、関東大学対抗戦A1位扱いの筑波大が法政大を61−3と圧倒(東京・秩父宮ラグビー場)。勝点を10とし、所属するAグループで単独首位となった。敗れた法大は勝点1で4位。
12月1日に秩父宮であった対抗戦のゲームで、選手権3連覇中の帝京大を24−10で下した筑波大。帝京大、明治大と6勝1敗で並び対抗戦優勝を果たし、総得失点差により首位枠でAグループ入りを決めていた。
この日は序盤、法大の鋭い出足のタックルを前に落球を重ねたが、前半36分に自陣ゴール前でのピンチを脱するなど守りで集中力を保つ。後半は確実に球をつなぎ7トライを決め、FB内田啓太主将は「ミスも多かったですが、ディフェンスで相手をノートライに抑えたことは評価できる。(次戦以降は)アタックを修正して、ディフェンスでも強みを出していきたい」と淡々と話した。一方、敗れたFL武者大輔主将は「(相手が)強かった、の一言。喰うつもりでいたんですけど、力不足」。序盤の攻撃機会で得点できなかったことを悔やんだ。
(文・向風見也)