ＮＥＣニリ・ラトゥ　危険なタックルで３試合出場停止

　日本ラグビーフットボール協会は17日、ＮＥＣグリーンロケッツのルースＦＷニリ・ラトゥに対し、公式戦３試合の出場停止処分を決定したと発表した。
　10月13日に東京・秩父宮ラグビー場で行われた、2012−13トップリーグ第６節のリコーブラックラムズ戦に、後半からＦＬとして出場したラトゥは、後半35分、ボールを持っていない相手ＨＯ森雄基を抱え上げて地面に落とすような危険なタックルをしたため、イエローカードをもらっていた。
　トップリーグ規約第73条、表彰懲罰規程第12条に基づき、日本協会のジュディシャルパネルが指名したサイティング・コミッショナーよりレッドカード相当の不正なプレーが報告された場合、表彰懲罰会議は当該プレーヤーに対して、追加的処分を下すことも、新たに独自に制裁を課すこともできる。懲罰会議にて検証審議を行い、その結果が日本協会規律委員会（委員長　矢部達三）に伝えられ、処分が決定した。
　ニリ・ラトゥは10月20日の東芝ブレイブルーパス戦から公式戦３試合（国際試合も含む）に出場することはできない。