国内 2012.08.27

慶大CTB川原 突破力に期待がかかる

慶大CTB川原 突破力に期待がかかる

 昨季は関東大学対抗戦A(対抗戦)で昨季5位、大学選手権でも2回戦敗退と苦しんだ慶大。8月上旬には1日に4度の練習を繰り返す山中湖合宿を敢行するなど巻き返しを図っている。そんななか、就任2年目となる田中真一監督に今季のキーマンの1人とされたのが2年のCTB川原健太朗である。
 身長181センチ、体重89キロ。今春、選出されたU20(20歳以下)日本代表ではWTBとしてプレーも、慶大ではCTBだ。大柄な体躯での中央突破が期待される。田中監督は「もともと彼はCTBの選手。キャラクター的にも明るいですし、ムードメーカーにもなる。大事な選手」と評していた。
 本人は「チームが何をしたいのかは山中湖で確認した。身体があるんで、縦へのラインブレイクができるBKの1人としてやっていきたい。外(味方WTB)もしっかりと活かせれば」と話す。18〜29日に長野・菅平での2次合宿を張るチームは9月16日、筑波大との対抗戦初戦を迎える(東京・秩父宮ラグビー場)。


(文・向 風見也)


 

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