ソニービルが11月にボクシングマッチ？　相手はＫ-１でも活躍したＦ・ボタ

ラグビーも、ボクシングも愛するソニー＝ビル・ウィリアムズ
（撮影：Yasu Takahashi ／ Nichigo Press）

　オールブラックスCTBであり、パナソニックワイルドナイツへの移籍が決まったソニー＝ビル・ウィリアムズ（27歳）が、今年11月に南アフリカでボクシングマッチを行う予定であることが明らかになった。
　プロボクサーのライセンスを持ち、今年２月、クラレンス・ティルマンに１ラウンドＴＫＯ（テクニカルノックアウト）勝ちしてニュージーランド・プロフェッショナル・ボクシング協会（ＮＺＰＢＡ）のヘビー級チャンピオンになった世界的ラグビースター。パナソニックと契約した際に、リングに上がる許可も得たとみられており、各国代表テストマッチのためトップリーグが中断する期間の11月17日に、ダーバンで試合を行う予定だと、『ディ・ブルガー』紙など南アの各メディアが伝えた。
　対戦相手は、「ホワイト・バッファロー」の異名を持つ、南アフリカ人のフランソワ・ボタ（43歳）。58戦48勝（29ＫＯ）のプロ戦績を持つボタは、1995年12月に一度はＩＢＦ世界ヘビー級王座についたものの、試合後のドーピング検査で禁止薬物使用が発覚し、無効試合となっている。マイク・タイソンやレノックス・ルイス、イベンダー・ホリフィールドといった伝説の男たちと戦ったことがあり（タイソンにＫＯ負け、ルイスとホリフィールドにはＴＫＯ負け）、Ｋ-１や総合格闘技でも活躍した。
　ちなみにソニー＝ビル・ウィリアムズは、いずれも全盛期を過ぎたボクサーが相手だったとはいえ、５戦して一度も負けていない。