来季セブンズワールドシリーズは10大会 南米アルゼンチンも舞台に
アルゼンチンでのラグビー熱はますますヒートアップ
(撮影:BBM)
IRB(国際ラグビーボード)は26日、各国男子7人制代表による世界サーキット「HSBC セブンズ・ワールドシリーズ」を、2012−2013シーズンは1大会増の10ラウンドで行うと発表した。アルゼンチンのブエノスアイレス州ラプラタが新たな舞台となる。南米で開催されるのは2002年以来。これで、アフリカ(1会場)、アジア(3)、ヨーロッパ(2)、オセアニア(2)、北アメリカ(1)、南アメリカ(1)と、まさに世界をめぐるグローバルなスポーツイベントとなった。
2016年には同じ南米のリオデジャネイロ(ブラジル)で夏季オリンピックが行われる予定で、7人制ラグビーも正式競技として実施されることから、ワールドシリーズへの注目度も上がっている。IRBによれば、南米のラグビー競技人口は4年前から25%も増加しており、さらに15人制では今年から、アルゼンチン代表が南半球強豪3カ国(ニュージーランド、オーストラリア、南アフリカ)とともに「ザ・ラグビーチャンピオンシップ」を戦うことから、新たなラグビーカーニバルの始まりである。
新シーズンは、昨季と同じくゴールドコースト(オーストラリア)で幕を開ける。次が南米ラプラタ大会となり、東京セブンズは2013年3月末の開催。来年は、4年に一度の世界大会「ラグビーワールドカップ・セブンズ 2013」が6月28日から30日までモスクワ(ロシア)で開かれるため、強化を続ける各国代表の最高パフォーマンスがワールドシリーズでも見られるはずだ。
(情報提供:IRB)
<HSBC セブンズ・ワールドシリーズ 2012−2013>
ラウンド | 開催期間 | 開催地 |
---|---|---|
1 | 2012年10月13〜14日 | ゴールドコースト(オーストラリア) |
2 | 2012年10月20〜21日 | ラプラタ(アルゼンチン) |
3 | 2012年11月30日〜12月1日 | ドバイ(UAE) |
4 | 2012年12月7〜8日 | ポートエリザベス(南アフリカ) |
5 | 2013年2月1〜2日 | ウェリントン(ニュージーランド) |
6 | 2013年2月8〜10日 | ラスベガス(アメリカ) |
7 | 2013年3月22〜24日 | 香港(中国) |
8 | 2013年3月30〜31日 | 東京(日本) |
9 | 2013年5月4〜5日 | グラスゴー(スコットランド) |
10 | 2013年5月11〜12日 | ロンドン(イングランド) |
※ 「ラグビーワールドカップ・セブンズ 2013」 6月28〜30日/モスクワ(ロシア)