海外 2012.06.04

仏トップ14 決勝進出は連覇狙うトゥールーズと20年ぶりのトゥーロン

仏トップ14 決勝進出は連覇狙うトゥールーズと20年ぶりのトゥーロン


top14


 


 フランス最高峰リーグ「トップ14」は先週末にプレーオフ準決勝2試合が行われ、歴代最多18回の優勝を誇るトゥールーズと、20年ぶり4度目の王座を狙うトゥーロンが決勝進出を決めた。
 レギュラーシーズンを1位で通過したトゥールーズは、2日に地元でカストルと対戦。互いに堅守でノートライゲームとなり、トゥールーズは元オールブラックスのCTBルーク・マカリスターが自陣からの2本を含む計6本のペナルティゴール(PG)を成功させるなどして、24−15で勝利、連覇に王手をかけた。カストルは、相手が一時退場者を2人出した前半30分過ぎにチャンスが広がったが、ゴールラインを越えることはできなかった。
 3日には、リーグ戦3位だったトゥーロンがアウェイで同2位クレルモン・オーヴェルニュに挑戦。この試合もスコアボードはキックのみで動き、12−12で迎えた後半77分に、元イングランド代表SOジョニー・ウィルキンソンが放ったPGがトゥーロンに勝利をもたらした。試合終了間際にクレルモンもPGチャンスをつかんだが、SHモルガン・パラのキックはポストに届かず、15−12でノーサイドとなった。
 決勝戦は現地時間6月9日。これをもって、2011−2012シーズンの欧州メジャーゲームは終了となる。


 

PICK UP