国内
2012.05.27
早稲田ルーキー藤田、同志社戦に出場 左膝負傷でヒヤリ
大学日本一奪還を目指す早稲田大は27日、京都・西京極総合運動公園で開催された京都ラグビー祭で同志社大と対戦し、78−19で大勝した。
史上最年少で日本代表デビューを果たしたルーキーのFB藤田慶和(東福岡高出身)は後半から出場し、PR上田竜太郎キャプテンから「思いっきり走れよ」と言われた通り全力プレー。後半27分に約50メートルを独走し、1トライを挙げた。
しかし、終盤にサイドライン際を相手デュフェンダーと併走中、芝に引っかかり、バランスを崩して倒れそうになったところで相手と接触して左膝を負傷。幸いにも、本人いわく「痛みはない」とのことだが、明日(28日)病院で診察を受ける予定だ。
■藤田慶和コメント
始めの方で張り切りすぎて、動きすぎた。ディフェンスでチームに迷惑をかけ、チームのために体を張れていなかったと思う(同志社のトライ3本について、FBとして詰め切れず、バッキングアップができなかったことを課題視)。
出身地・京都での試合だったが特に気負うことなく、いつも通り。早稲田での初戦に関しては、(前日の)ジャージー授与など、重みを感じた。
(リポート/平本芳臣)
早稲田大でも力強く走りだした大物ルーキー藤田慶和(右)
(撮影:榎本芳雄)