日本へ向かう前に 怪力WTBトゥイランギ、レスターで最後の大仕事

アレサナ・トゥイランギ(撮影:BBM)
イングランド最高峰リーグ「プレミアシップ」はレギュラーシーズンが残り2節となり、激しいプレーオフ進出(上位4チーム)争いが展開されているが、現在2位につけ、2季ぶり10度目の優勝を目指すレスター・タイガースのWTBアレサナ・トゥイランギにとっては、仲間と過ごす最後のシーズンなだけに、特別な思いを抱いているに違いない。
2004年にレスター入団以来、158試合(プレミアシップ:105、ハイネケンカップ:36、ほか)に出場してきたサモア代表の31歳は今週、地元紙『レスター・マーキュリー』など地元メディアに対して、今季限りでチームを退団することを認め、来季は日本ラグビー界でプレーすることを公に口にした。正式発表はまだ行われていないが、NTTコミュニケーションズシャイニングアークスが移籍先と噂されている。
身長185センチ、体重117キロから繰りだすパワーを活かし、昨季は初めてプレミアシップトライ王の称号を獲得した。今季は、ワールドカップの激闘を終えて1週間後にはハリクインズ戦にフル出場。膝の故障に苦しんだものの、これまで11試合で6トライを挙げており、チーム最強のトライゲッターとして責任を果たしている。
アレックスの愛称でファンにも愛され、チャンピオンに輝いた2006−2007シーズンはサポーターが選ぶ年間最優秀選手賞を受賞した。ウェルフォード・ロード・スタジアムで8年間も愛してくれた地元の人々と、イングランド代表CTBになったチームメイトの弟マヌーに「SAYONARA」を言う前に、最高のパフォーマンスを見せるつもりだ。
もし、レスターがプレミアシップのプレーオフ進出を逃せば、5月5日にホームで開催されるバース戦がラストゲーム。決勝まで進めば、タイガースジャージーを着てプレーするアレサナ・トゥイランギを見られるのは、2012年5月26日が最後となる。