各国代表
2012.03.22
2012欧州6カ国対抗 最優秀選手はウエールズ代表FLダン・リディエイト
ヨーロッパの強豪6カ国による対抗戦「シックスネーションズ」の2012年最優秀選手が21日に発表され、4年ぶりのグランドスラム(全勝優勝)を達成したウエールズ代表のバックロー、ダン・リディエイトが選ばれた。トーナメント中の全15試合でマン・オブ・ザマッチ(MOM)を受賞した12選手のなかから、一般人によるオンライン投票(大会公式サイト)で今大会の最優秀選手を決定するというシステムで、スコットランド戦とフランス戦でMOMに輝いていた24歳のリディエイトが、総数約3万票のうちの25%を獲得してトップとなった。
ちなみに、2位はアイルランド代表のSOジョナサン・セクストン、3位はイタリア代表のNO8セルジオ・パリセ。優勝したウエールズからはほかに、主将のFLサム・ウォーバートン、SHマイク・フィリップス、WTBアレックス・カスバートがショートリストに名を連ねていた。
ニューポート・グウェント・ドラゴンズの選手でもあるリディエイトは、19歳だった2007年11月、ハイネケンカップのペルピニャン戦で首を骨折するという大怪我をし、選手生命を危ぶまれた時期がある。そこから見事に復活し、2009年11月に代表デビューを果たすと、昨年のワールドカップでは準決勝を含む5試合で先発出場し、4強入りに貢献した。