各国代表 2012.03.06

イングランドの有能若手 3度目の飲酒事件で代表復帰危ぶむ声

イングランドの有能若手 3度目の飲酒事件で代表復帰危ぶむ声

 イングランド代表として32キャップを持つSHダニー・ケア(ハリクインズ)が、またもや飲酒がらみの事件で逮捕され、周囲から厳しい視線を向けられている。
 イギリスの新聞『デイリーメール』紙によれば、ケアは4日日曜日の午前3時頃、リーズ駅近くにあるホテルの建物に排尿しているところを通報され、鉄道警察官に逮捕されたという。飲みすぎたため我慢できなかったと弁明し、厳重注意で釈放されたものの、昨夏からケアは災難続き。まず、8月のウエールズ戦で左足親指を骨折し、ワールドカップ出場を断念。昨年12月は、トゥールーズ戦に敗れたあと酒場で酔っ払い、騒動を起こし逮捕。そして元旦には飲酒運転で捕まり、16カ月間の運転禁止と3100ポンド(約40万円)の罰金を科されていた。
 この3カ月間に3度も飲酒関連の事件を起こしたことで、代表復帰を危ぶむ声が続出している。ラグビーの才能は豊かな25歳が元旦に2度目の愚行を犯した際、イングランド代表のスチュアート・ランカスター暫定ヘッドコーチは警告を発し、シックスネーションズ(欧州6カ国対抗戦)のスコッドから外していた。


 

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