女子
2012.03.01
ロンドンでもIRB女子7人制大会開催へ ワールドシリーズ化への一歩
IRB(国際ラグビーボード)とRFU(イングランド・ラグビー協会)は29日、今季セブンズ・ワールドシリーズの最終ラウンドであるロンドン大会で、女子の7人制国際大会「IRB ウィメンズ・セブンズチャレンジカップ」を併せて行うと発表した。
昨年12月のドバイセブンズで記念すべき第1回大会が行われ、3月23日から始まる香港セブンズでも実施予定。5月12日に開幕するロンドンセブンズでは、12カ国の女子7人制代表が招待されることとなり、開催地イングランドのほか、2009年セブンズ・ワールドカップ優勝のオーストラリア、2013年の同大会ホスト国であるロシア、「ウィメンズ・セブンズチャレンジカップ」ドバイ大会王者のカナダ、2016年夏季五輪の開催国ブラジル、そしてアメリカ、オランダ、フランス、ポルトガル、南アフリカ、カザフスタン、中国が出場する。
現在、セブンズ・ワールドシリーズは男子のみの恒例イベントだが、7人制ラグビーが五輪競技となったことで女子の競技人口が急増しているため、IRBは女子のワールドシリーズ創設も検討中。「ウィメンズ・セブンズチャレンジカップ」はそれに向かっての第一歩と言える。
競争力を高めるためには、国際経験が不可欠。今後、IRB主催大会を含め、さまざまな国際大会への招待を受けるには実績が必要であり、香港大会に出場予定の女子7人制日本代表には結果も期待したい。