仏代表とトゥールーズに暗雲　FBメダール 膝手術で最長９カ月離脱へ

　フランス代表のFBマクシム・メダールは、２月26日のシックスネーションズ（欧州６カ国対抗）スコットランド戦で負傷した右膝の手術を来週月曜日に受けることを自身の公式ツイッターで明かし、リハビリは６カ月から最長９カ月続くだろうとつぶやいた。
　2011年ワールドカップの準優勝メンバーでもある25歳は、スコットランド戦に先発出場し、後半58分に逆転トライを奪ってチームの勝利に貢献したものの、その約３分後に前十字靱帯を損傷し、ベンチに退いていた。
　フランスは現在２勝０敗で、ピッチ凍結のため延期となっていたアイルランド戦を４日に行う予定。同じく今季無敗で首位に立つウエールズを追っており、２年ぶりのグランドスラム（全勝優勝）も期待されているが、レ・ブルーは切り札を失い苦しくなった。
　また、メダールが所属するトゥールーズはハイネケンカップ（欧州最強クラブ決定戦）の準々決勝進出を決めているものの、４月７日から始まるプレーオフにスターFBは間に合わず、２季ぶり５度目の栄冠獲得に黄信号がともった。