【Did you know?】 全697トライ分を森林保全活動へ寄付
ジャパンラグビートップリーグでは、環境保全を目的に、シーズンを通して『TRY for GREEN』という活動を行ってきました。リーグ戦、プレーオフトーナメント、ワイルドカードトーナメントでの「1トライ」につき、トライを獲得したチームと、日本ラグビーフットボール協会の双方が1,000円募金を行い、夏合宿などでゆかりがある北海道網走市の植林活動ならびに森林保全活動に役立ててもらうというもの。
今季トップリーグ全96試合で生まれたトライの数は「697」(1試合平均7.26トライ)。寄付金は「139万4000円」が集まり、27日に行われたトップリーグ年間表彰式で、キャプテン会議代表の廣瀬俊朗選手(東芝ブレイブルーパス)より水谷洋一網走市長へ目録が贈られました。
廣瀬代表は「食事もおいしく、すばらしい環境のなかで行われる網走合宿はいつも楽しみにしています。東日本大震災の復興支援活動と同じく、このような環境保全活動も1年で終わるような活動ではない。これからも継続して取り組んでいきます」と社会貢献活動の大切さを語っていました。
寄託された水谷市長は、「選手の汗の結晶であるトライで、募金をいただきました。これを使わせていただき、市民500人集まっての植樹祭を行う予定です。そして、選手がケガをしないような芝のグラウンドも整備し、『ラグビーの森』を造っていきたいと思っています」と力強く約束してくれました。
<ジャパンラグビートップリーグ 2011−2012 トライ数>
■総トライ数: 697トライ (1試合平均7.26トライ)
[リーグ戦/91試合]
● 662トライ (最多トライ獲得:東芝ブレイブルーパス=72トライ)
[ワイルドカードトーナメント/2試合]
● 10トライ (最多トライ獲得:神戸製鋼コベルコスティーラーズ=4トライ)
[プレーオフトーナメント/3試合]
● 25トライ (最多トライ獲得:サントリーサンゴリアス=13トライ)
プレーオフ決勝で5トライを挙げたサントリーの選手たち
(撮影:見明亨徳)