海外 2011.12.31

イングランドの超新星18歳フォード リーズにローン移籍

イングランドの超新星18歳フォード リーズにローン移籍

 2015、2019年ワールドカップで羽ばたくかもしれない金の卵たちが花園で元気な姿を見せているが、今年のIRB(国際ラグビーボード)最優秀新人賞に輝いた18歳もまた、ステップアップのために新たな一歩を踏み出そうとしている。
 U20イングランド代表の司令塔であり、すでに国内最高峰のプロフェッショナルリーグ「プレミアシップ」で活躍しているジョージ・フォードが、所属しているレスター・タイガースをしばらく離れ、2部リーグのリーズ・カーネギーにローン移籍することが明らかになった。2009年にイングランドラグビー史上最年少の16歳237日でプロデビューを果たした逸材は、9月3日の開幕戦を含めて今季プレミアシップの序盤4試合に「10番」でフル出場してきたが、レスターのエースSOであるトビー・フラッドがワールドカップを終えてチームに戻ってきたため、プレー時間が減少していた。そこでレスターは、超新星の才能を磨くには試合出場が一番だと考え、兄のジョー・フォードがいるリーズにローン移籍させることを選択。ジョージもこれに同意し、1月1日のロンドン・スコティッシュ戦で先発インサイドCTBとして新天地デビューすることが決定した。
 日本で、イングランドで、そして世界のどこかで、ラグビーを愛する若者たちが2012年元旦から美しい汗を輝かせようとしている。


 

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