国内
2011.12.17
NTT対決はコミュニケーションズが勝利 サントリーは全勝キープ
ジャパンラグビートップリーグは17日、第7節の3試合が行われ、NTTコミュニケーションズシャイニングアークス(NTTコム)、神戸製鋼コベルコスティーラーズ、サントリーサンゴリアスが勝利を収めた。
東京・秩父宮ラグビー場でNTTドコモレッドハリケーンズと対戦したNTTコムは、南アフリカのブルズでも活躍した突破力高いCTBジェイピー・ネルが3トライ、主将のWTB友井川拓も勝負強さを発揮して2トライと爆発し、34−24で“NTT対決”を制した。後半15分までに31点差をつけられたNTTドコモは、オールブラックスとして100キャップを持つFBミルズ・ムリアイナなどが意地を見せ3本のトライを返したが、反撃が遅かった。
滋賀・皇子山総合運動公園陸上競技場でトヨタ自動車ヴェルブリッツと対戦した神戸製鋼は、前半を5−10とリードされたものの、後半4分にSH佐藤貴志のトライとSOピーター・グラントのゴール成功で逆転。その後もペナルティゴールを3本追加し、堅守も光って21−10で今季4勝3敗と白星を先行させた。
今季唯一の無敗で首位を走っているサントリーは、秩父宮ラグビー場で最下位コカ・コーラウエストレッドスパークスの挑戦を受けた。前半だけで5本のトライを奪い早くもボーナスポイントを獲得したサントリーは、後半に入ってもテンポ良い攻撃の勢いは止まらず、計13トライで87−35と大勝。7勝0敗で勝点を「32」に伸ばした。なお、第2節のNTTドコモ戦に続きこの試合でも4トライを奪ったWTB成田秀悦(サントリー)は今季通算記録を8本とし、トライランキングのトップに躍り出た。
いまだ勝星なしのコカ・コーラウエストは、今年最後の試合となる24日のホンダ・ヒート戦で初勝利を狙う。