海外
2011.11.09
規律に甘すぎるイングランド代表FB 今年4度目の出場停止処分
イングランドラグビー協会は8日、ロンドン・アイリッシュのFBデロン・アーミテージに対し5週間の出場停止処分を言い渡した。イングランド代表でもある積極果敢な27歳は、10月29日に行われたプレミアシップのバース戦で相手WTBトム・ビッグスに危険なハイタックルを放ち、トライを決めたバースLOデーヴ・アトウッドには膝蹴りしたことが明らかとなり、問題視されていた。
アーミテージが出場停止処分を受けるのは今年だけで4度目。元旦早々、試合後のドーピング検査で検査役員を突き飛ばし暴言を吐いたとして、8週間も試合グラウンドから離された。4月23日のノーサンプトン・セインツ戦では相手SOスティーヴン・マイラーの顔面を殴り、3週間のペナルティ。そして先月まで開催されていたラグビーワールドカップでは、スコットランド代表FBクリス・パターソンに危険なタックルを放ったことで1試合の出場停止処分を受け、結果敗れた準々決勝のフランス戦ではプレーできなかった。
ロンドン・アイリッシュは12月9日までレギュラーFBアーミテージなしで、ハイネケンカップの開幕2試合とプレミアシップ2試合を戦うこととなる。