海外 2011.10.30

ライオンズが12年ぶり南ア・カリーカップ優勝 来季スーパー15に期待大

ライオンズが12年ぶり南ア・カリーカップ優勝 来季スーパー15に期待大

 南アフリカのジョハネスバーグで29日、同国最高峰リーグ「カリーカップ(プレミアディビジョン)」のプレーオフ決勝戦が行われ、レギュラーシーズン1位のゴールデン・ライオンズが42-16で同2位のナタール・シャークスを破り、12年ぶり10度目の優勝に輝いた。
 ライオンズは、2015年ワールドカップでスプリングボクスの10番が期待されている21歳のSOエルトン・ヤンチースが8本のプレースキック(5 PG、3 Conv)をすべて成功させると、後半45分にはドロップゴールを決める大活躍。WTBマイケル・キリアン、PRパット・シラーズ、FBヤコ・タウタのトライで大きく突き放し、シャークスに許したトライはFLヴィレム・アルベルツの1トライだけと組織ディフェンスが光った。
 元ニュージーランド代表監督のジョン・ミッチェルが指揮官に就任して2年目。スーパーラグビーでは最下位争い常連のライオンズだが、12年ぶりのビッグタイトル獲得で古豪は自信を回復させた。2012年の南半球最強クラブ決定戦でライオンズが台風の目になる可能性は十分ある。


 

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