国内 2011.10.24

流通経済大 拓殖大相手にセットプレーが安定

流通経済大 拓殖大相手にセットプレーが安定

 関東大学リーグ戦1部は23日、2試合が行われた。茨城・ケーズデンキスタジアム水戸では流通経済大が拓殖大に45-6で勝利し、戦績を4勝0敗とした。優位に立ったスクラムやラインアウトモールを起点に着実にスコアを重ねた。選手は小柄も左右に球を揺さぶるのが信条だった拓殖大は、4敗目を喫し「セットプレーの安定がなくてボールを外へ運べなかった」と遠藤隆夫監督。勝った内山達二監督は「セットが安定した。敵陣で戦えた。それを得点に結び付けた」としながらも、「ちょっと不完全燃焼。もっとプレッシャーをかけられるところで、かけきれなかった」。30日の中央大戦(埼玉・熊谷)後は11月6日に関東学院大、27日に東海大(以上、東京・秩父宮)と昨季の上位チームと対戦するだけに、この時期になるたけプレーの「精度」を高めたいようだ。
 なお熊谷では、日本大が中央大に46−7と今季初勝利(3敗)を挙げた(中央大は1勝3敗)。


(文・向 風見也)

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