ウエールズ司令塔プリーストランド　故障でＷ杯準決勝間に合わず

　初のワールドカップ決勝進出に闘志を燃やすウエールズ代表のウォーレン・ガットランド監督は13日、準決勝フランス戦（15日・オークランド）に出場するメンバー22名を発表した。
　準々決勝のアイルランド戦で左肩を痛めたエースSOリース・プリーストランドは回復が間に合わず、キッカーとしての能力も高い万能BKのジェームズ・フックが司令塔を務める。ベンチには、ウエールズ代表史上最多の102キャップを誇るベテランSOスティーヴン・ジョーンズが待機する。
　同じく肩の故障が心配されたセカンドローのルーク・チャータリスだが、プレー可能であることを確認。太ももの付け根を痛めていた主将のFLサム・ウォーバートンと、鼻を負傷したパワフルな大型CTBジェイミー・ロバーツも出場に問題はなく、SO以外のポジションは準々決勝と同じメンバーが揃った。

＜2011 Rugby World Cup　ウエールズ代表 出場予定メンバー ／ 10月15日・準決勝 フランス戦＞

1．G・ジェンキンズ　　　2．H・ベネット　　　3．A・ジョーンズ　　　
4．L・チャータリス　　　5．AW・ジョーンズ　　　
6．D・リディエイト　　　7．S・ウォーバートン（主将）　　　8．T・ファレタウ　　　
9．M・フィリップス　　　10．J・フック　　　
11．シェーン・ウィリアムズ　　　12．J・ロバーツ　　　13．J・デーヴィス　　　14．G・ノース　　　
15．L・ハーフペニー

16．L・バーンズ　　　17．P・ジェームズ　　　18．B・デーヴィス　　　19．R・ジョーンズ　　　
20．L・ウィリアムズ　　　21．S・ジョーンズ　　　22．スコット・ウィリアムズ