女子 2011.10.02

インドで女子7人制日本代表が奮闘 アジア・ウィメンズセブンズ

インドで女子7人制日本代表が奮闘 アジア・ウィメンズセブンズ


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大会初日、勢いよくグラウンドに飛び出していく女子7人制日本代表の選手たち


 


 


 アジアの女子7人制のランキングを決める「アジア・ウィメンズセブンズ・チャンピオンシップ」が10月1日、インド・プネーで開幕した。
 インドが女子ラグビーの国際大会を主催するのは初めて。会場地のプネ−はインドのIT産業都市。8月にインドの全国選手権が開かれるなど女子7人制の中心都市でもあり、主将のスラビ・ダットら地元出身の7選手が今回のインド代表に名を連ねている。
 大会には12カ国・地域が参加。4チームずつ3組に分かれて総当たり戦を行い、各組上位2チームと各組の3位チームのうち上位2チームの計8チームがカップの準々決勝に進出する。
 日本はラオス、台湾、タイと一緒のC組。ラオスとの初戦では開始直後に初代表の鈴木陽子(横濱ラグビーアカデミー)が50mの独走トライを奪い、その後も兼松由香(名古屋レディース)の連続トライなどで圧倒、46-0で快勝した。
 続く台湾戦もボギドゥラウマイナダヴェ(PHOENIX)のトライなどで先行。台湾の反撃を初代表の横尾千里(世田谷レディース)の好タックルで防ぐと、伊藤絵美(名古屋レディース)がトライをあげてリードを広げる。ハーフタイムをはさんで台湾に連続トライを奪われて一時は17-12に迫られたが、辻本つかさ(SCIX)がキックオフを好捕して横尾につなぐなど2トライを加えて29-12と突き放した。
 予選最終戦の相手は、昨年の同大会3位決定戦で完敗しているタイ。この日もパスをインターセプトされてトライを先取される。その後、鈴木陽子のトライ(兼松ゴール)で追い付いて折り返し。後半は日本がボールを持って攻めながら、4分はノックオン、6分はパスミスからのカウンターで連続トライを奪われ、7-17で敗れた。
 C組2位となった日本は、2日のカップ準々決勝で昨年の広州アジア大会で敗れている香港と対戦する。


 


(写真と文/美土路昭一)


 


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