セブンズ 2011.08.18

セブンズ・ワールドシリーズが日本に帰ってくる! 2012年に東京開催

セブンズ・ワールドシリーズが日本に帰ってくる! 2012年に東京開催

 IRB(国際ラグビーボード)は18日、2011−2012シーズンの「HSBC セブンズ・ワールドシリーズ」において、日本ラウンド開催を決定したと発表した。舞台は東京・秩父宮ラグビー場。
 セブンズ・ワールドシリーズは、1999−2000年シーズンから始まった7人制ラグビーの国際大会で、世界各地で行われる大会での成績をそれぞれポイント換算し、その合計で年間チャンピオンを決める「IRB セブンズ・ワールドシリーズ」としてスタートした。1999−2000、2000−2001シーズンには日本でも同大会が開催され、今回の開催は11年ぶり。
 香港セブンズのあとの2012年3月31日〜4月1日に、世界最高峰のセブンズプレーヤーたちが東京に集う。


 


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<HSBC セブンズ・ワールドシリーズ 日本ラウンド>
■大会期間: 2012年3月31(土)〜4月1日(日)
■試合会場: 東京・秩父宮ラグビー場


 


<HSBC セブンズ・ワールドシリーズ 2011−2012>
? オーストラリア大会 (2011年11月25〜26日)
? ドバイ大会 (2011年12月2〜3日)
? 南アフリカ大会 (2011年12月9〜10日)
? ニュージーランド大会 (2012年2月3〜4日)
? アメリカ大会 (2012年2月10〜12日)
? 香港大会 (2012年3月23〜25日)


? 日本大会 (2012年3月31日〜4月1日)
? スコットランド大会 (2012年5月5〜6日)


? イングランド大会 (2012年5月12〜13日)


 



● ベルナール・ラパセ IRB会長 コメント
 この度、記録破りの成長をみせている「HSBC セブンズ・ワールドシリーズ」に東京が加わることを嬉しく思います。本大会は昨シーズンには世界147カ国・16カ国語で放送されました。日本ラグビーフットボール協会(JRFU)は間違いなく大会を成功させ、その人気を高め、日本が、アジアが、そして世界のラグビーファミリーが誇る大会を開催してくれるものと確信しています。
 ワールドカップ2019日本開催、ラグビーのオリンピック種目への追加と、まさにアジアのラグビーにとって非常にエキサイティングな時を迎えています。IRBは更に多くの男性、女性、さらには子どもたちがラグビーを楽しめるように、アジア地域全域にて継続的なスポーツの発展が実現するよう働きかけています。
現在、アジアラグビーフットボール協会(ARFU)や地方自治体と協力して、年間300万米ドル(約2億300万円)以上を地域全体でのラグビーの普及・強化、さらには大会計画のために投資しています。今回の日本大会の創設は、このようなIRBの取り組みを象徴するものであります。我々はアジアのラグビーに益する大会にすべく、そして、2016年のリオデジャネイロ・オリンピック大会までの日数を指折り数えていく上で、この日本大会を重要な一里塚の一つとできるよう、JRFUと共に力を合わせて取り組んでいけることを楽しみにしております。


 


 


● 矢部達三 日本ラグビー協会 専務理事 コメント
 このたび、「HSBC セブンズ・ワールドシリーズ」をここ日本で開催できることを大変嬉しく思います。国内では11年ぶりとなる世界トップの7人制大会を開催するにあたり、ファンの皆様には、7人制のダイナミックでエキサイティングなプレーを、東京・秩父宮ラグビー場で楽しんでいただきたいと思います。
 2011年の日本は、東日本大震災によって大きな被害を受け、いまだ困難に直面しています。しかしこの大会で、日本の皆さんには日本代表の勇気あるプレーを届け、そして海外の方々には大会を楽しんでいただくことはもちろん、復興に向かって一丸となり力強く立ち上がる日本の姿も、しっかり見ていただきたいと思います。


 世界各地から集う強豪チームの来日を、そしてたくさんのファンの皆さまのご来場を、心からお待ちしています。


 



● HSBCグループ スチュアート・ミルン在日代表 コメント
 昨シーズンより協賛をスタートした「HSBC セブンズ・ワールドシリーズ」の、観客や報道が飛躍的に増大するなかで、絶大な人気を誇る「キャセイパシフィック/HSBC香港セブンズ」の翌週に日本でのトーナメントの開催が決定したことを、大変嬉しく思っております。2019年のワールドカップ開催国として、日本ではラグビーへの関心がさらに高まっており、エンターテイメント性に優れエキサイティングな試合は、競技自体への関心を高めることでしょう。


 私たちは「HSBC セブンズ・ワールドシリーズ」の日本開催を支援できることを誇りに思っております。


 



● スポンサーシップ・グループ責任者 ジャイルズ・モルガン氏 コメント
 初年度の「HSBC セブンズ・ワールドシリーズ」における入場者数の記録的伸びと放送地域の拡大を受けて、さらに9会場での国際大会へとシリーズがさらに拡大されるのは素晴らしいことだと思います。特に、「キャセイパシフィック/HSBC香港セブンズ」のような人気大会の1週間後での開催は、アジア地域の隅々に7人制ラグビーというスポーツを紹介できる良い機会になります。7人制ラグビー界は、ブラジル開催の2016年オリンピック大会に向けて、7人制ラグビーが人気を博するにつれ、HSBCは今後も「HSBC セブンズ・ワールドシリーズ」の成長を楽しみにしております。


 


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