セブンズ 2011.07.11

86年の歴史持つミドルセックス・セブンズ 「サムライ」が連覇

86年の歴史持つミドルセックス・セブンズ 「サムライ」が連覇

 86年の歴史を持つ「ミドルセックス・セブンズ」大会が9日、イングランドのトゥイッケナム・スタジアムで開催され、ULRサムライが決勝戦でイーシャーを55-12で破り、2連覇を達成した。
 ULRサムライは、世界中から一流セブンズプレーヤーを招待して結成されるドリームチームであり、7人制イングランド代表団長の経験があるテリー・サンズによって1996年に創部された。1995年ラグビーワールドカップでの日本代表の情熱と粘り、そして7人制で脅威となりそうな勇気ある走りに感銘を受け、「サムライ」をチーム名にしたといわれる。今年はニュージーランド、フィジー、オーストラリア、イングランド、スコットランド、ウエールズから選手が集まり、元7人制ニュージーランド代表主将のエドウィン・クッカーがチームを束ねた。
 チャリティー大会としても有名なミドルセックス・セブンズは、アマチュアチームのほかに、国内プロチームや英国陸軍チームも参加することで注目度は高い。今年はプレミアシップ(国内最高峰プロリーグ)のトップ選手は参加しなかったものの、2部リーグのロンドン・ウェルシュやイーシャー、プリマス・アルビオン、そして2016年夏季オリンピック開催国のブラジル代表などが参加し、話題を集めた。


 

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