国内
2011.06.27
チャリティーマッチ 東北出身の畠山と大野が談話
26日に東京・秩父宮ラグビー場で行われ、日本代表がトップリーグ選抜を49-7で下した東日本大震災復興支援チャリティーマッチ。試合後、宮城県気仙沼市の実家が震災で被害を受けた日本代表PR畠山健介(サントリー)は「集まっていただいた選手と召集(に関する諸問題)を解決してくれた各チームの企業の方、監督やコーチの方々にも感謝したい。成功かどうかをこの場で判断するのは難しいけど、こうしたことが今後もあれば」。チャリティーマッチやそれに関するイベントの継続開催の必要性について話した。なお、日本代表スコッドも含む相手チームに関しては「準備が短いなかボールを回そうという意図が伝わってきて、ファンの方々も喜んでいた。魅力的なチーム」と語った。
福島県郡山市出身のLO大野均(東芝)は「ジャパン側としては負けられない試合だった」。畠山同様、日本代表経験者が揃うトップリーグ選抜に対して「やりにくさしかなかった。トップリーグ選抜ががんばれば盛り上がるのはわかっていた」と苦笑しつつ、「自分たちはジャパンのラグビーをやるしかない、と。(すべきことは)できたと思う」と振り返った。
(文/向 風見也)