海外 2011.06.24

スーパーラグビーのプレーオフ開幕 ブルーズが4年ぶりに準決勝進出

スーパーラグビーのプレーオフ開幕 ブルーズが4年ぶりに準決勝進出

 南半球最強クラブチームを決める「スーパーラグビー」のプレーオフが24日に始まり、レギュラーシーズン総合4位のブルーズ(ニュージーランド)が総合5位のワラタス(オーストラリア)を26−13で破って、準決勝進出を決めた。
 序盤、ブルーズはディフェンスに集中力を欠き、ワラタスが前半17分にCTBトム・カーターのトライで先制した。しかしその6分後、相手22メートル内でのラインアウトからチャンスを広げたブルーズは、WTBラッシー・ムンロのトライとCTBルーク・マカリスターのゴール成功で逆転する。その後、ワラタスがペナルティゴール(PG)を1本、ブルーズが2本決め、13−8のブルーズリードで前半を折り返した。
 雨でボールが滑りやすいコンディションのなか、両チームともパスが乱れる場面が多かったが、ブルーズは相手陣内で果敢に攻め続け、LOアリ・ウィリアムズが後半22分にトライ。防戦一方の流れを変えたいワラタスは後半25分、今季限りでの引退を発表した主将FLフィル・ウォーをベンチに下げ、先週のブランビーズ戦で活躍した23歳のクリス・アルコックを投入。残り時間10分を切ってから、ワラタスはFBラッシー・ターナーのトライで10点差としたが、反撃はそこまで。ブルーズはすぐさまPG成功で突き離し、勝負を決めた。
 ブルーズが4強に残ったのは4年ぶり。準決勝の対戦相手は、クルセーダーズ対シャークス戦の後、明らかになる。


 

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