海外
2011.06.01
トップ14決勝控えるトゥールーズ離れ南アへ ミシャラク、シャークスと契約
南半球スーパーラグビーで優勝争いを展開しているシャークス(南アフリカ)は5月31日、元フランス代表司令塔フレデリック・ミシャラクとオプション付きの1年契約を交わしたと発表した。ミシャラクは、2010−2011シーズンはトゥールーズ(フランス)に所属し、チームは6月4日にフランス国内選手権トップ14の決勝戦を控えているが、フランス代表54キャップを持つ28歳は構想外となっており、シャークス移籍に至った。ミシャラクは早ければ今週末からスーパーラグビーに出場する可能性があり、現在5位(南ア・カンファレンス2位)でプレーオフ進出を争っているシャークスにとっては大きな戦力となる。SOとSHの両方をカバーできることから、故障者が多いSHの穴埋めを期待されるが、これまで10番をつけてきた20歳のパトリック・ランビーをインサイドCTBに移し、ミシャラクをSOに立たせるというオプションもある。
創造性豊かなフランス人BKは2008年もシャークスの一員としてスーパーラグビー9試合に出場しており、同年の南アフリカ国内選手権カリーカップでは12年ぶりの優勝に貢献した。本人もダーバンでのライフスタイルを気に入っている様子で、ジョン・プラムトゥリー監督やほとんどのチームメイトとは祝杯を交わした仲。経験豊かであり、即戦力となるのは間違いない。