海外
2011.05.27
仏トゥーロンが元南ア代表SOプレトリアスと短期契約 シプリアーニも狙う?
今季のフランス国内選手権トップ14で8位に終わり、来季の巻き返しを図るトゥーロンは26日、元南アフリカ代表SOアンドレ・プレトリアスとワールドカップ(W杯)期間限定の短期契約を交わしたと発表した。チームの司令塔であるジョニー・ウィルキンソンはイングランド代表として9月開幕のW杯に出場するのが濃厚であり、新戦力のオーストラリア代表マット・ギタウも、W杯が終わるまではフランスに姿を見せないため、トゥーロンは主力不在の穴を埋める代役を探していた。
2007年W杯優勝メンバーであるプレトリアスは現在、スーパーラグビーのライオンズ(南アフリカ)に所属しているものの、チームは20歳のエルトン・ヤンチースを育てており、試合出場は激減。32歳のプレトリアスはゴールデンブーツと経験を武器とし、フランスでのわずかなチャンスに己のラグビー人生をかける。
トゥーロンはまた、グラウンド外での相次ぐ問題行動でレベルズ(オーストラリア)の信頼を失った元イングランド代表ダニー・シプリアーニにも興味を示しており、彼もまた、W杯期間限定でフランスラグビーに挑戦する可能性が浮上している。