海外 2011.05.23

トゥーロンがまたもや大物獲得 今度は13人制から荒くれ者メイソンを強奪

トゥーロンがまたもや大物獲得 今度は13人制から荒くれ者メイソンを強奪

toulon


 


 毎年、大物選手獲得でファンに刺激を与えてくれるフランスの金持ち球団トゥーロンが、今度はラグビーリーグ界(13人制)の荒くれ男ウィリー・メイソンと1年契約を交わしたと発表した。
 身長194センチ、体重115キロのメイソンは、センターとバックローでのプレーが可能。ニュージーランド生まれオーストラリア育ちの31歳。13人制のトンガ代表、オーストラリア代表としてもプレー経験を持つメイソンは、昨年9月にイギリスの13人制チーム「ハル・キングストン・ローバーズ(ハルKR)」と3年契約を結んだばかりだったが、トゥーロンと接触を重ねていたためにハルKRは激怒。5月21日に解雇が決まり、22日にトゥーロンが獲得を発表した。地元メディアによれば、トゥーロンが提示した年俸は39万5000ポンド(約5200万円)。
 パワフルなプレーヤーとしてグラウンド上での評価は高いが、粗野な一面がたびたび顔をのぞかせる。2002年にはタクシーの無賃乗車で騒動となり、2003年には違法薬物(アンフェタミン)使用が発覚。2006年にはイギリス代表戦で激しい乱闘騒動を起こし、2009年には公共の場での排尿で罰金を科せられたこともある。来季のトゥーロンには、南アフリカ代表の暴れん坊として有名なLOバッキース・ボタも加入予定で、危険な香りがするチームになりそうだ。


 


 

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