国内 2011.05.16

がんばろう東北! 釜石シーウェイブスが震災後初試合で被災者に笑顔

がんばろう東北! 釜石シーウェイブスが震災後初試合で被災者に笑顔

 岩手県盛岡南球技場で15日、東日本大震災からの復興を祈願して「第46回IBC杯ラグビー招待試合」が行われ、被災した岩手県釜石市に本拠地を置く「釜石シーウェイブス(SW)RFC」が元気な姿で被災者とファンを喜ばせた。関東学院大学との試合に先立って行われたイベントでは、前身の新日鐵釜石で日本選手権7連覇を成し遂げた伝説の男たちも登場し、復興支援を力強く約束。北の鉄人たちは子どもたちとのタグラグビーでも交流を深め、多くの笑顔をもたらしていた。
 震災後、初めての試合となった釜石SWは、大漁旗と大きな拍手で声援を送るファンの前で、59−17と快勝。チームはがれき撤去作業などボランティア活動でも市民を勇気づけており、今月3日に練習を再開したばかりだった。選手は、自分たちも支えられていることに感謝しながら、東北を盛り上げるためにも、今シーズンにかける思いをより一層強くしていた。

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