スコットランドがW杯候補40名発表　FBパターソンは４度目の大舞台狙う

　スコットランドラグビー協会は10日、スコットランド代表ワールドカップ暫定スコッド40名を発表した。グラスゴーに移籍して開花した25歳のPRライアン・グラントや、ユース時代からの注目株である20歳のLOロブ・ハーリー（グラスゴー）、ジンバブエ出身の21歳FLデイヴィッド・デントン（エディンバラ）、キック力も期待される23歳FBジャック・カスバート（バース）など、代表デビューを果たしていない新人は４名。ベテラン組もバランスよくミックスされており、FBクリス・パターソンはスコットランド代表選手初となる４度目のワールドカップ出場が期待される。
　スコットランドはこれまで一度も、ワールドカップで決勝トーナメント進出を逃したことがない。2011年大会ではプールBに入り、2003年大会王者イングランド、2007年大会３位のアルゼンチン、そして初のトップ８入りを狙う欧州ネーションズカップ優勝経験国のグルジアやルーマニアといった、手強い相手とのバトルが待っている。