ワールドカップ 2011.05.10

新生ウエールズ代表26名発表 異端児ギャヴィン・ヘンソンも代表復帰

新生ウエールズ代表26名発表 異端児ギャヴィン・ヘンソンも代表復帰


wales


 


 ウエールズラグビー協会は9日、ミレニアムスタジアムで6月4日にバーバリアンズと対戦するウエールズ代表スコッド26名を発表した。シックスネーションズで代表チームをリードしたHOマシュー・リース(スカーレッツ)には休養が与えられたため、キャプテンはバックローのサム・ウォーバートンが務める。
 まだキャップを獲得していない新人は5名。ドラゴンズ所属のHOロイド・バーンズとFLトビー・ファレタウ、スカーレッツのLOロウ・リードとCTBスコット・ウィリアムズ、そしてオスプリーズのPRライアン・ベヴィングトンがチャンスを与えられた。
 所属先のトゥーロン(フランス)でチームメイトとケンカ騒動を起こし、今後のラグビー人生が危惧されていた異端児ギャヴィン・ヘンソンは代表復帰。ウォーレン・ガットランド代表監督の信頼を勝ち取って、自身初のワールドカップ出場に燃える。もうひとりのお騒がせ男、NO8アンディ・パウエルは今回の代表選出は見送られた。4月にロンドンの酒場でサッカーファンと乱闘騒動を起こしたのが原因で、所属していたロンドン・ワスプス(イングランド)を退団したばかり。規律を重んじるガットランド代表監督の判断が注目されていた。
 現在99キャップを誇るSOスティーヴン・ジョーンズ(スカーレッツ)はバーバリアンズ戦で、元代表主将のガレス・トーマスが持つ「ウエールズ代表史上最多100キャップ」の偉業に並びそうだ。

PICK UP