女子 2011.05.09

ヨーロピアン・トロフィー女王はイングランド 終了寸前逆転負けでスペイン涙

ヨーロピアン・トロフィー女王はイングランド 終了寸前逆転負けでスペイン涙

women euro


 


 4月30日から熱戦が繰り広げられてきた女子ラグビーの国際大会「ヨーロピアン・トロフィー」は、最終日となった7日に順位決定戦が行われ、イングランドAが連覇を狙った地元スペインを5−3で下し、栄冠に輝いた。
 接戦となった決勝戦は前半を0−0で折り返し、後半10分にスペインがペナルティゴールで先制した。イングランドは得意のFW戦で何度も相手ゴール前まで迫りながら得点できず、そのままスペインが逃げ切るかに思われたが、試合終了2分前に、イングランドのNO8サラ・ハンターがトライを奪い、最終スコア5−3でイングランドAが逆転勝利を収めた。イングランド勢が今大会で優勝したのは4度目。
 3位決定戦では、過去5度の優勝経験を持つフランスが17−7でイタリアAを撃破。5位決定戦ではオランダがスウェーデンを21−5で破り、来年のヨーロッパ選手権大会の出場切符をものにした(予選免除)。7位に入ったのは、22−5でフィンランドを下したロシア。大会初勝利はお預けとなったフィンランドだが、ミンナ・ラーティカ主将が今大会チーム唯一のトライを挙げるなど、明日への希望は確実にふくらんでいる。

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