各国代表 2011.04.22

ウエールズ代表CTB歴代最多キャップのトム・シャンクリン 膝の故障で引退

ウエールズ代表CTB歴代最多キャップのトム・シャンクリン 膝の故障で引退

 カーディフ・ブルーズに所属し、ウエールズ代表CTBとして歴代最多の70キャップを誇るトム・シャンクリンが引退を発表した。長年痛めてきた膝を1月に手術し、懸命にリハビリを続けてきたが、復活を断念。31歳で選手生活に別れを告げた。
 2001年6月17日の日本戦で代表デビュー。2003年、2007年のワールドカップにも出場し、レッドドラゴンズとして通算20トライを記録した。
 2005年から膝の故障に悩まされ、同年のブリティッシュ&アイリッシュ・ライオンズのニュージーランド遠征メンバーに選出されながらプレーできず、早期帰国。4年後のライオンズ結成時も南アフリカ遠征メンバーに呼ばれたが、今度は肩の故障で帯同できなかった。
 しかしながらいくつもの栄光に輝いており、ウエールズ代表として2005年と2008年のシックスネーションズで全勝優勝、カーディフ・ブルーズでは2009−2010シーズン、ウエールズ勢で初めてのヨーロッパタイトルとなる欧州チャレンジカップ優勝に貢献した。

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