メアラムはW杯後も海外移籍せず　ニュージーランド協会と新たに２年契約

　ワールドカップイヤーになると大物の海外移籍が発表されるのが常で、世界最強軍団オールブラックスには特に熱い視線が集中するが、ニュージーランドラグビー協会は19日、主力HOのケヴィン・メアラムと新たに２年契約を結んだと発表した。スーパーラグビーではブルーズの主将としても活躍する32歳は、グラウンドの内外で模範的存在として知られ、ニュージーランドラグビー界には欠かせないスターの去就が注目されていた。
　メアラムは2002年11月23日のウエールズ戦でオールブラックスデビューを果たし、2003年と2007年のワールドカップを含むテストマッチ83試合に出場。1980年代後半から90年代にかけて活躍した国民的英雄ショーン・フィッツパトリックが持つ代表「92」キャップは目前となり、オールブラックス史上最多キャップHOとなるのは確実だとみられている。