その他 2011.04.17

秩父宮で開催の東日本大震災復興イベントに約3000人集まる

秩父宮で開催の東日本大震災復興イベントに約3000人集まる

 日本ラグビー協会は17日、東日本大震災復興イベント『RUGBY:FOR ALL ニッポンのために!』を開催した。東芝所属で福島県郡山市出身の日本代表LO大野均ら、トップリーグの35名を含む合計46名の選手・ラグビー関係者が参加した。
 会場の秩父宮ラグビー場では風評被害を受けている地域(福島、茨城、栃木、群馬、埼玉、千葉)の野菜がJA全農により直売され、募金活動、複数回に分けてのトークイベントや選手のサイン入りグッズのチャリティーオークションなどが、約3000人ものファンの前で行われた。同協会によれば、募金総額は「204万107円」にのぼり、日本赤十字社を通じて寄付される。
 宮城県東松島市の実家が津波で流されたというリコーのSH池田渉は、叔父を亡くしたことを明かし、「世界中の支えるという気持ちが伝わった。(これからは)ラグビーを知らない人にも、すばらしいスポーツだと認知を広めたい」と語った。


(文/向 風見也)

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