国内 2011.04.09

慶応大は部内マッチで積極性 田中真一新監督は「部内競争の激しさを演出」

慶応大は部内マッチで積極性 田中真一新監督は「部内競争の激しさを演出」

 慶応大は9日、部内マッチを敢行。35分ハーフの試合を2戦、繰り広げた。今季就任の田中真一監督は、激しさやプレーの精度は発展途上だと前置きしつつ、「キックを蹴らずに回す、ディフェンスで果敢に前に出る、(相手を)手繰り寄せてボールを奪おうとする…。積極性がありました」と満足した様子だった。
 2月27日に始動したチームはこれまで、2年生以上の部員が4チームに分かれて練習。新監督いわく、まずは新指導陣が選手を「フラット」な目線で評価するため、当初から部内マッチの催行を想定していた。試合は元々3月16日の予定も、東日本大震災の影響で今回の開催となった。直後のスタッフミーティングで、実力上位からシニア、ジュニア、コルツの計3チームが形成された。しかし田中監督は、「部内競争の激しさを演出していきたい」。チーム間での頻繁な選手の入れ替えを示唆した。


 


(文/向 風見也)

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