元ＮＺ代表サム・トゥイトゥポー　今季限りでマンスターを退団

　アイルランドの強豪マンスターは５日、チームの主軸として活躍しているCTBサム・トゥイトゥポーが今シーズン限りで退団することを明らかにした。

　2004年６月12日のイングランド戦でオールブラックスデビューを果たしたトゥイトゥポーは、ニュージーランド代表として10キャップを獲得。2003年スーパーラグビーではブルーズの優勝に貢献している。U19、U21ニュージーランド代表主将を務めた逸材であり、2007年のヨーロッパ移籍を惜しむファンは多かったが、ウスター・ウォーリアーズ（イングランド）での３年間とマンスターですごした１年間は、地元ファンを虜にするには十分すぎるほどの活躍だったと欧州メディアは報じている。

　トゥイトゥポーの新たな移籍先は、プレミアシップのセール・シャークスが有力。マンスターはマグナーズリーグで首位を走っており、今週末には欧州チャレンジカップ準々決勝でブリーヴ（フランス）と対戦する。ファンに別れを告げる前に、トゥイトゥポーは２冠獲得に燃えている。