韓国春季リーグ 中学・高校とも同点で両校優勝
韓国「2011春季リーグ」は大会11日目(4月3日)。中学、高校の決勝と大学B部の計3試合が行われた。
高校決勝は、ソウル大付属高(サデ)と仁川機械工業高(インチョンキゴ)の同点(14−14)となった。中学決勝も清州南中(チョンジュナム)とソウル大付属中(サデ)の同点(19−19)に終わり、中高とも両校優勝という珍しい結果となった。
ソウル大付属高は、大会2連覇、中学との兄弟優勝。仁川機械は初の高校大会優勝。清州南中は大会2連覇。ソウル大付属中は2007年以来4年ぶりの優勝だった。
春季リーグは、来週10日から一般(社会人)が始まる。
【2011春季リーグ戦】
<大学B部>
■3月30日(水)〜4月3日(日)
・1位 ウォン光大
・2位 釜山大
・3位 ソウル大
<高校>
■3月24日(木)〜4月3日(日)
※ 参加13校
◎予選A組:1位 仁川機械工業高(2勝)、2位 慶山高(1勝1敗)、3位 城南西高(2敗)
◎B組:1位 養正高(1勝1分)、2位 釜山体育高(2分)、3位 忠北高(1分1敗)
◎C組:1位 ソウル大付属高(2勝)、2位 順天工業高(1勝1敗)、3位 培材高(2敗)
◎D組:1位 富川北高(3勝)、2位 大邱(テグ)商苑高(2勝1敗)、3位 ミョンソク高(1勝2敗)、4位 白新高(3敗)
▽決勝(4月3日・日)
・ソウル大付属高 14 (7−0) 14 仁川機械工業高
〔2T 2G〕 〔2T 2G〕
前半27分、ソウル大がCTB金ソングのトライとFBリュ・ジェヒョクのゴールで均衡を破った。後半もソウル大が先手を打ち、6分にCTB金の2本目のトライとリュのゴール成功で14−0とした。仁川もここから反撃し、11分にWTBチョン・ヨンシクのトライ、SO金スインのゴールで7点を返した。さらに23分にはチョンのトライが生まれ、金も確実にゴールを決めて同点とした。
▽準決勝(4月2日・土)
・養正高 17 (7−5) 22 ソウル大付属高
・仁川機械工業高 43 (10−3) 10 富川北高
▽準々決勝(3月31日・木)
? 養正高 22 (10−7) 17 テグ商苑高
? ソウル大付属高 28 (14 −10) 17 慶山高
? 仁川機械工業高 21 (7−3) 17 順天工業高
? 富川北高 43 (19−10) 27 釜山体育高
<中学>
■3月24日(木)〜4月3日(日)
※ 参加7校
◎A組:1位 清州南中(2勝)、2位 光州武珍中(1勝1敗)、3位 シンアム中(2敗)
◎B組:1位 ソウル大付属中(3勝)、2位 慶山中(2勝1敗)、3位 富川北中(1勝2敗)、4位 影島中(3敗)
▽決勝(4月3日・日)
・清州南中 19 (0−14) 19 ソウル大付属中
〔3T 2G〕 〔3T 2G〕
ソウル大が前半のリードを守れなかった。12分、PRカン・ホビンのトライで先制、ゴールはCTB金ヨンヒョンが決めて7−0に。19分にはWTBチョン・ジウンがトライ。ゴールも成功し、14−0で前半を終えた。後半に入ると2分、清州のPRファン・スオプがトライを奪い、5−14とした。ファンは7分にもトライを決めると、ゴールをSOナム・キボムが成功し、14−12と2点差まで追い上げた。ソウル大は16分、WTBチョンが2本目のトライを決め19−12とリードを広げる。しかし3分後、清州はWTBアン・ソンチャンがトライ。ゴールはナムが決め、19−19の同点で終了となった。
▽準決勝(4月1日・金)
・清州南中 26 (12−10) 10 慶山中
・ソウル大付属中 36 (22−3) 3 武珍中
<一般>
■4月10日(日)〜18日(月)
※ 参加チーム/ポスコ建設、韓国電力、尚武(韓国軍体育部隊)、三星重工業
◆4月10日(日)
・三星重工業 − 尚武(14:00〜)
・ポスコ建設 − 韓国電力(15:40〜)
◆14日(木)
・ポスコ − 三星(14:00〜)
・尚武 − 韓国電力(15:40〜)
◆18日(月)
・韓国電力 − 三星(14:00〜)
・ポスコ − 尚武(15:40〜)
<大学A部>
■3月24日(木)〜30日(水)
・1位 延世大(2勝)
・2位 慶熈大(1勝1敗)
・3位 高麗大(2敗)
(レポート/見明亨徳)