国内 2023.05.20

ハードワーカーの元NZ代表トッド、ブレイブルーパス退団。HB団のストラトン&テイラーも

[ 編集部 ]
ハードワーカーの元NZ代表トッド、ブレイブルーパス退団。HB団のストラトン&テイラーも
ブレイブルーパスのために粉骨砕身したマット・トッド (C)JRLO


 ニュージーランド代表としてワールドカップ出場経験もあるマット・トッドが、2019年から所属していた東芝ブレイブルーパス東京を退団することが5月19日に発表された。
 ワールドクラスのフランカーで、リーグワン2022ではブレイブルーパスの4強入りに大きく貢献し、ベストフィフティーンに選出されたハードワーカー。多くの人から尊敬された。
 このたびブレイブルーパスを退団することになった35歳のトッドは、「一番の思い出は、昨シーズン、後半戦で6連勝を達成しプレーオフに進出したことです。素晴らしいシーズンを過ごすことができました。また、もう一つの素晴らしい思い出としては、たくさんの人々、選手、ファンの皆さまとこうして出会うことができたことです。特に今年はコロナの制限が緩和され、今までよりもファンと交流することができました。ファンの皆さまのクラブに対する熱量、愛情やファンの皆さまがどれだけ私たちのそばで応援してくれているかを直に感じることができました。皆さんと離れることは寂しいですが、今まで本当にありがとうございました」とコメントした。

ジャック・ストラトン(左)とトム・テイラー

 そして、トッドと同じく4年間在籍したSHジャック・ストラトン(28歳)もブレイブルーパスを去る。今季も12試合に出場して奮闘したストラトンは、「いつも応援をしていただき、本当にありがとうございました。東芝ブレイブルーパス東京で過ごした日々は本当に楽しかったです。常に楽しみながら、素晴らしい友情を得ることができましたし、チームとして素晴らしいラグビーをプレーできました。私の家族も含め、府中での生活は本当に大好きでした」と別れを惜しんだ。

 2020年から3年間在籍し、ストラトンとハーフ団で組むことも多かった元ニュージーランド代表のSOトム・テイラー(34歳)も退団が決まった。テイラーもブレイブルーパスで過ごした時間は楽しかったと振り返り、「ファンの皆さま、3年間本当にありがとうございました。本当に素晴らしいファンの皆さまとともに、この素晴らしいチームのもとでプレーすることができて幸せでした。また皆さんとどこかでお会いできることを願っています」とコメントした。

 そのほか、3年間在籍したHO大内真(25歳)、2年間在籍したSH辰野新之介(31歳)とLOヒュー・パイル(34歳)、そして、1シーズンのみの在籍だったもののリーグワン10試合に出場したCTBバーガー・オーデンダール(30歳)もブレイブルーパスを離れて新しい道に進む。

 スタッフでは、アリスター・ロジャースDFコーチらの退団が決まった。

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