ユニオン復帰間近のソニービル、ウマガ率いるカウンティーズ・マヌカウ入りへ

　現在はラグビーリーグ（13人制／NRL）のシドニー・ルースターズでプレーし、来年、ラグビーユニオンに戻ってくる世界的スターのソニービル・ウィリアムズ（28歳）が、元オールブラックス主将のタナ・ウマガがヘッドコーチを務めるカウンティーズ・マヌカウと2年契約（2015、2016年）を結んだことが明らかになった。16日、同チームが公式サイトなどで発表した。
　カウンティーズ・マヌカウはニュージーランド国内選手権（ITMカップ）の1部リーグに属し、同国で100年以上の歴史を持つ権威ある盾「ランファリーシールド」の現ホルダーである。

　かつてパナソニック ワイルドナイツでも活躍したソニービル。NRLの今シーズンが終わったあとはチーフスに再加入し、来年のスーパーラグビーでプレーする予定だ。ラグビーワールドカップ2015を視野に入れてオールブラックス復帰を目指し、2016年のオリンピック（セブンズ）出場も目標に掲げる男が国内大会にどれくらい参加できるかは不明だが、1979年以来のニュージーランド王者を目指すカウンティーズ・マヌカウにとっては、練習などでも良い刺激をもたらす重要な戦力となりそうだ。
　2008年、ソニービルは初めてコードスイッチしてトゥーロン（フランス）に加入したとき、当時同チームのコーチだったウマガからユニオンスタイルを学んだ。